今回の#街ロケ地は「隆士がふらつく道-2日目」です。
「隆士がふらつく道-2日目」の今昔
1日目も渋谷の街をふらいついていた隆士ですが、その夜「田吾作」にてチンピラ(三次)と衝突し店を飛び出し、2日目へと跨いだ深夜のシーンから彼の移動した道を紹介していきます。
隆士がふらつく道-2日目①
「宮下公園」で老人に起こされた隆士は居座ることを拒否され、深夜の渋谷の街を歩き始めます。真っ暗闇で全体的にどこがどこだか分かりずらいのですが、道なりに進んでいると考えられます。
ここでは3カ所の場面が出てくるのですが、まずは「宮下公園」に隣接する「のんべい横丁」を通過。今も昔も変わらない姿ですが「宮下公園」が劇的に生まれ変わったことで「のんべい横丁」のレトロ感、渋さが更に増したのではないでしょうか。
隆士がふらつく道-2日目②
「のんべい横丁」を道なりに進んだ先の高架をくぐる場所が2カ所目。
2015年ごろまでは高架下全部が飲食店だったのですが、以降は半分が封鎖?(工事中?)の状態です。この辺も生まれ変わりの途中といった感じです。
隆士がふらつく道-2日目③
更に道なりに進んだ先は駅の入口(しぶちか神南口)。
この場面が一番真っ暗闇で分かりづらいのですが、後ろに斜めに見える(おそらく)入口や街灯との位置関係や、作中同様ハチ公前(渋谷駅)の方へ移動してきていることからここであるという予想です。
ちなみにストリートビューで映っている「銀座コージーコーナー」は撮影当時(1996年)に既に存在しています。美奈子ちゃんはここでケーキを買ったのかなぁと思いを馳せつつ、とはいえ(当時から)「銀座コージーコーナー」はここ以外にもあったり…。
隆士がふらつく道-2日目④
渋谷駅前を抜けた頃には街が明るくなってきているもののまだ歩き続けている隆士。道玄坂を登り切ったところまで来ています。
土地柄ほとんどの建物が新しくなってしまっていますが、右側の白い建物(踊り場?が特徴的)が当時と同じように思います。
ここで虎駆運太にクラクション&罵声を浴びせられての選択肢が登場。この選択によって朝からランニングに勤しむダイエッター美子の運命が変わってしまうのですが、歩道もある大通りでトラックにクラクションならされるとは隆士はどこを歩いていたんでしょうか?(笑)
隆士がふらつく道-2日目⑤
隆士がトラックを追いかけ運太に鉄拳制裁を行うのはクラクションを鳴らされた目の前の信号。隆士のこの行動によって運太が美子に怪我を負わせてしまう美子の入院食爆食バッドエンドが回避されます。
(タイムマシン/2014年08月より)
現在は信号の位置が変わり地名標識も右側に移動しているので作中当時の状況が残る2014年時のものを。この道は前日(1日目)に桂馬が通っていますね。
隆士はこのあと気づけば実家の前に辿り着いてしまう…つづく。
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