今回の#街ロケ地は、主人公のひとり細井美子が住む「富ヶ谷ハイツ」です。
「富ヶ谷ハイツ」の今昔
作中では美子篇に加え、桂馬篇(ジェロニモの住居)、陽平篇(亜美ちゃんの住居)など登場頻度は高め。外観内装ともによく出てきたことで印象に残るスポットの一つ「富ヶ谷ハイツ」です。
外観
作中では2階建てのアパートである「富ヶ谷ハイツ」は撮影された1996年当時からも古さを読み取れるのですが…案の定その姿はなくなってしまっています。
しかし!今回まだ建物が残っていた頃の姿を見つけることが出来ました!(思っていたよりは長く残っていました(笑))
2022年現在は名残の欠片もない完全に失われたロケ地になってしまっているのですが、こうやって何とか在りし日の姿を残せて良かったです。調べてよかった…(願わくば残っている間に行っておきたかった)。
ちなみに場所は富ヶ谷(渋谷)ではないため作中の「富ヶ谷ハイツ」という名前は架空です(名前がなんだったのかは読み取れません…)。実際は4階建(おそらく)でこの辺は作中と少し異なりますね。
富ヶ谷の風景
「富ヶ谷ハイツ」や「独走最善戦」の撮影場所(独走最善戦@2日目-昼)で富ヶ谷(という地名)が登場する際に映る風景写真。
(タイムマシン/2016年01月より)
こちらは住所看板が出ているアングルもある通り、実際の富ヶ谷になります。現在は左側の塀の地点(範囲)に数年前から大きなマンションが建設中で目印の看板がなくなってしまっていたので、タイムマシンでの紹介です。
作中での登場/在りし日の姿
上記の通り「富ヶ谷ハイツ」は当時の姿ではなくなり、訪問すべき/確認すべき姿がないということで作中での登場シーン(室内はセットだと思いますが)、在りし日の姿をまとめておきます。
家賃は7万円。間取りは見る限り2DKかな?築年数については言及されていませんが、当時としても相当安いといわれており、立地に広さに今現在も(現在の方が)めちゃくちゃ安いと感じますね。
2階建ての6部屋(空室1)の住人は現在5人。
美子篇
主人公の一人美子の部屋は202号室

あえて散らかってるver.です(笑)
美子の自宅なので作中では当然登場頻度は高めです。全部屋(玄関、キッチン、リビング、寝室、お風呂、トイレ)存分に登場しています。5日目に至ってはバイトもなくダイエットの最後の追い込みで夕方(夜)まで家に籠って戦っています。
「富ヶ谷ハイツ」での美子を集めてみると浮かない顔ばかりになってしまいました…(笑)
桂馬編
ジェロニモ(間瀨谷徳矢)の部屋は102号室
美子の真下です。
桂馬がシャチテの悪魔/悪魔の手下と疑わしきジェロニモを追って部屋にやってきた際に登場しています(=桂馬篇)。部屋が登場したのはこの1度きり。
陽平篇
亜美ちゃん(倉科亜美)の部屋は201号室
こちらは美子のおとなり。
同年代の亜美ちゃんと美子ですが、部屋の雰囲気が全然違いますね。こういう細かいところも作品としてしっかり準備されている感じがあっていいですよね。
亜美ちゃんの部屋は陽平が訪問する2日目(夜)と4日目(昼~夜)の2回登場しています(=陽平篇)。
共有部分
アパートは階段部分の外装が特徴的(縦に並んだ鉄棒)なので、共有部分も撮影で使われていたのが分かります(桂馬篇の方は絶対に1Fじゃないですが(笑))。
すなわち、建物まるごと撮影に使われたと推測でき、実はアパート自体が撮影用のセット(施設)だったのかも?しれませんね(今や確認するすべがありませんが…)。
そのほかの「街」ロケ地
メインページで紹介しています。