今回はバンダイナムコエンターテインメントより2021年6月24日発売予定の「SCARLET NEXUS(スカーレットネクサス)」の体験版プレイ後感想になります。
感想を書くのが遅くなってしまい発売直前です…!
体験版プレイ後感想
遊んだ範囲
今回筆者が遊んだのはPS4向けの体験版です。
操作チュートリアルの1ステージ(最終試験)と、序盤のダンジョン1ステージで、ダブル主人公である、ユイト・スメラギ(男)とカサネ・ランドール(女)を約30分程度ずつ動かすことが出来ました。
体験版では本作のストーリー説明は一切なく、あくまでもアクション要素だけを楽しむことが出来ます。
特殊なワードの説明も最低限、主人公のバックボーンについてはキャラクター選択画面に記載がある程度です。
世界観
作品の世界観はダンジョン内では漢字、カタカナ、英語が目立ち、パッと見は日本(アジア)的な印象を受けました。
そして(今回遊んだダンジョンだけなのかもしれませんが)廃墟や街の荒廃が目立っており、そもそも市中にモンスターがうよついている、その討伐という目的としても全体的に廃退的な印象です。
反対に語られるワードや使用される技術は【脳科学】の発達という脳への直接的なアプローチ表現など、近未来的世界(技術)を感じさせるもので、醸し出すギャップが魅力的に映りました。この真逆の裏付け(なぜ世界はこうなったのか)は本編で知れる、語られる点なのではないのかなと思います。
バトルスタイル
武器の物理攻撃、念力で物を当てる間接攻撃、仲間の能力/脳力を付加する特殊攻撃(補助効果)、あれこれ使っての爽快スタイリッシュアクションってな感じで、これが語彙力のない筆者の最大限の表現です(笑)
アクロバティックな攻撃スタイルのためプレイヤーとしてはボタン操作でやることがいっぱいな忙しさはあるのですが、これは結局慣れだなと思います。そして、慣れれば多彩な攻撃スタイルによって自分の戦い方が出来るので、コンビネーションが決まった時に非常に爽快感が得られます。
(ゲーム機器の処理能力向上の恩恵か)最近はリアルタイムアクションの作品が増えた印象でしたが、ここまでボタン操作が多い、かつそれぞれの動作(操作)に個性があるのも中々珍しく感じました。
そして、L2/R2ボタンまでもが基本操作レベルで使用するという衝撃はあり、オンタイムボタンが多すぎて、逆にアイテムをどうやって使うのかに悩むくらいでしたし結果的に誤操作が多くなりそうな気もします。
主人公の使う【念力】という能力で物を動かしそれを敵にぶつけることで攻撃をするというスタイルは新鮮味があり、その他の能力で言えばパーティメンバーとの協力(パーティメンバーの能力を借りる)場面が多そうでした。
仲間の能力/脳力を使いこなすことによって、ダンジョンのギミックを攻略する場面や、敵との相性、ダメージ効率を上げたりと操作キャラ単体では依存できない=一筋縄ではいかない面白さ、工夫を感じます。
主人公は怪伐隊というエリート?部隊に所属しており、そのメンバー=サブキャラ数も多く、それぞれの掘り下げもありそう&楽しみですし、好みや能力の違いによってパーティの構成に悩んだりしそうな感じです。
ダブル主人公
本作は男女のダブル主人公であることが銘打たれており、同じ怪伐隊に所属し出来事などを共有しているものの別部隊である2人の視点でそれぞれに攻略を進めることによって、本作の真相に近づくとされています(公式サイトのあらすじより)。
ただこの点については体験版の範囲ではそれらに言及されてはいませんでした(ストーリーは一切分からず、そもそも真相の大本って何?という感じ)。あくまでもそれぞれのキャラを操作してみたという程度です。
体験版で分かったこととしてはどちらも主人公(プレイアブルキャラクター)なので、基本の戦闘スタイル(操作)は同じ【念力】持ち、2人の違いは使用する武器による見た目やアクション程度でユイトは長剣、カサネは短剣です。
能力/脳力は基本的にパーティメンバーに依存する形で、主人公はどちらを操作しても混乱するようなことはなさそうです。まぁここは違いがないことがマイナスに捉えられる可能性も含んでいる気もしますが…。
主人公の2人はユイトは友情熱血漢、カサネはクール(冷徹ではない)と性格の違いは明確でそれぞれに関わるサブキャラクター(怪伐隊)も異なっており、違ったストーリーが楽しめそうです。
何よりキャラデザが非常に良い!プレイ中のスタイル含め好感が持てるもので、圧倒的主人公感、場の支配に優越感が味わえました。
筆者としては「もっと遊びたい!」と思える面白さでしたが、多少操作に癖があるので気になる方はまずは体験版をやってみることをオススメします。体験版を遊ぶことによって製品版でボーナスアイテム(アタッチメント)が貰えるようですよ。
ゲームシステムは抜群に良かったので、遊んでの評価はストーリー次第だなと。ロード時間やゲームボリュームなどは確認できなかったので、地雷要素がないことを祈るばかりです。
SCARLET NEXUS™ & ©BANDAI NAMCO Entertainment Inc.