【ゲームのロケ地を探す-004】やるドラ「季節を抱きしめて」/桜樹駅

【ゲームのロケ地を探す-004】やるドラ「季節を抱きしめて」/桜樹駅

「季節を抱きしめて」は1998年に【やるドラシリーズ】の2作目としてソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)より発売されたPS用アドベンチャーゲームです。

舞台となった(であろう)街の姿からは(2023年現在)既に20年以上経っていることになります。

ゲーム本編中の地名は架空、制作側からも明確な場所や舞台イメージが提示されていない作品のため、似ている程度の紹介になります。

目次

「季節を抱きしめて」のロケ地

桜樹駅

今回紹介するのは主人公と麻由が記憶探しに出かける際の待ち合わせ場所となった「桜樹駅」で、(選択肢によって多少流れが異なる場合はありますが)、作中唯一登場する「駅」です。

2022.12(©2024 Google)

こちらモデルとなっているのは東京はJR中央線にある「国立駅」だと思われます。東京に詳しい方なら調べるまでもなく瞬時に気づく場合もあるのではないでしょうか?

三角屋根のデザインが特徴的な、国立市指定有形文化財にも指定されている木造駅舎。JR中央線の立体交差化に伴い2006年一度解体されたものの、2020年にほぼ同じ姿で復元されています(復元させることが前提での解体/保管されていたようです)。

これにより14年の空白期間を経て、作中とほぼ同じ風景を2022年現在は確認することが出来ます。復活した聖地というこんなパターンは中々ないことでしょう。

作品の舞台は「山間の地方都市」とされており、後ろに映る山脈など東京とは似つかわしくないもので、あくまでも駅建物が採用されているといった印象です。

これは「季節を抱きしめて」において全編通して言えることで、建物以外の部分/風景については(制作側から明かされていないこともそうですが)どこか1カ所(地方)をイメージしたものではないように思います。

駅前

駅前ではルートによって麻由やトモコとのやりとりが入る場合があります。

2022.12(©2024 Google)

作中の流れのままに駅前(周辺)だと仮定して探しましたが、駅舎が復元されているとは言え場所が若干移動していたり、当時の周辺の建物(駅舎の左右)は変わっている/無くなっているため、いまいちピンと来ていなかったりもします。

前述した建物以外の考え方の部分に確証もなく、それっぽい程度です。

ちなみにやり取りの流れの中でシーンごとに周りの建物(背景)が変わったり変わらなかったりしているので「お察しください」といったところもあるのかなと。

その他のゲームのロケ地

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©1998 Sony Computer Entertainment Inc.

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