【FF8考察】スコールとラグナの「親子関係」についての作中描写まとめ

「FINAL FANTASY VIII(以下:FF8)」における主人公というべき2人、スコールとラグナの関係性、結論から言うと「親子」であることについての作中描写をまとめていきます。

※当記事では「FINAL FANTASY VIII Remastered」のスクリーンショットを掲載しています。ネタバレを含んだ内容のため、閲覧の判断にはご注意ください。
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大前提:スコールの両親

まず大前提として、スコール・レオンハートは、ラグナ・レウァールとレイン・レウァール(結婚後の姓=旧姓不明)の間に生まれた子供です。

すなわち、スコールの父はラグナ/母はレインです。

のちの資料などでスコールとラグナが「親子」であることが明かされていますが、「FF8」ゲーム本編で言うと断言はされておらず、匂わせというか…あとで「そうだ。」として見直すといくつかのシーンとセリフで繋がるといった程度です(筆者は1周目では気づけませんでした…)。

ここではそんな「FF8」本編内での「親子関係」を示唆する描写を紹介します。

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①:飛空艇ラグナロクにて

1番明確ともいえる提示は物語の終盤、飛空艇ラグナロクの客席での会話にあります。

ここはスコールがラグナたち(現代)と「エスタ」で合流→飛空艇ラグナロクにて最終作戦を聞く→ワールドマップに移行したのち、もう1度ラグナロクの客席に戻ると聞くことが出来るセリフになります。

次の目的地である「ルナティック・パンドラ」に突入してしまうと(物語が進むことで)聞くことが出来なくなるという結構厳しめの時限付きです。

ここで、スコールに対してキロスとウォードからの言葉があります。

キロスの言葉:「……母親に似ているな、君は」
ウォードの言葉(キロスの代弁):「(ウォードが言うには……父親に似なくて良かったな、だそうだ)」

整理すると…

キロスとウォードの言葉から(プレイヤーが)判断/想像出来ることは以下です。

①:キロスは、スコールの【母親】を知っている。
②:ウォード(+キロス)は、スコールの【父親】を知っている。

さらに整理すると…

ここからはラグナ編で明確に通過してきた出来事(イベント)を経ての絞り込みになっていきます。

①:キロスが面識のある女性(主要キャラ)は…「ジュリア」、「レイン」
②:ウォード(+キロス)が面識のある男性(主要キャラ)は…「ラグナ」、「オダイン博士」

補足:「カーウェイ大佐(少佐)」について、キロスはジュリアとカーウェイの結婚を聞いた際「よく知らないな」と話しており、特定のイベントがない以上はウォードも同等レベル(それ以下)であると考えて良いでしょう(=よく知らない)。

結論

①+②:この結果、キロスとウォードが知るパートナーとしての組み合わせ(の可能性)は「ラグナ」×「レイン」だけになります。

逆に言うと「ラグナ」と「レイン」だとしてキロスとウォードの言葉を聞いての違和感はないはずです。

のちにではありますが、ラグナとレインが結婚していたこと(エンディング/レインの墓標)や、2人の間に子供が生まれていたことも語られており、これらを踏まえて全てが繋がるといえます。

ラグナの言葉

(親子関係を含め)”全て”を知っているエルオーネと(およそ17年ぶりに)再会を果たし、スコールの存在を聞いた(はずの)ラグナ。

「ぜんぶ終わったらゆっくり話そうな」

「おまえにはいろいろ話さなくちゃならないからな……」

「まあ、おまえが聞きたくないっていえば仕方ないんだけどよ」

全てを知ったラグナの言葉にグッとくるものがありますよね。

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②:ムンバのセリフ

次に紹介するのは、物語の前半(Discで言うと2枚目)に遡り「ガルバディアD地区収容所」にて。

魔女暗殺未遂の犯人として「ガルバディアD地区収容所」に捕らえられたスコールやゼルたちの前に現れた【ムンバ】と呼ばれる奴隷(シュミ族の最終形の姿のひとつ)。

拷問を受けたスコールの前に現れたムンバはスコールに対して「ラグナ!」と呼びかけます。ゼルたちと後追いで来たムンバ=施設のムンバたちも同様にスコールに対して「ラグナ」と連呼します。

ムンバについて

まず、【ムンバ】についての説明は作中にこうあります(抜粋)。

血をなめることで相手をおぼえる習性がある。

同様にアルティマニア(書籍)にはこうあります(抜粋)。

血の味で対象を記憶するため、時間を経て風貌が変化しても相手を認識することが出来る。

このことをふまえて結論付けられるのは以下。

①:ムンバたちの中に”血”として【ラグナ】の記憶がある。

②:スコールに”血”として【ラグナ】が結びついた。

そして(一般的に)”血”で認識できることといえば、”同一人物”または”血縁”くらいしか思い浮かびません。

この場面の時点で察すれば気づいたかも(気づく人もいるかも)といったところではありますが、まだよくわからない描写、結論づけられるほどではない可能性の方が高いです(ここではだた違和感を抱くだけ)。

そこでのちに必須訪問先ではありませんが、「シュミ族の村」を訪れることでこの時の出来事に結び付く情報を得ることが出来ます。

シュミ族の村にて

エルオーネを探していた旅の途中、雪山で怪我を負ったラグナ。ムンバに助けられた彼が療養したのが「シュミ族の村」でした。

まずここが、”怪我をした”=①:ムンバがラグナを”血”で記憶したタイミングといえるでしょう(血まみれで倒れていたとも言われています)。

さらにシュミ族の村長の言葉によると、ラグナには人をひきつける『なにか』が備わっており、ラグナの石像を作ろうと思わせるほどシュミ族と交流し関係を築いたことが分かります。「ルナティック・パンドラ」でのムンバとのエピソード(やりとり)も築いた関係といえるでしょう。

「シュミ族の村」にいる間にラグナはムンバに言葉を覚えさせようとしていますが、結局覚えたのが「ラグナ」だけであったことは(イベントの)回想で描かれています。

ムンバの個体における”血”の記憶が、種族や遺伝など共有の原理まではわかりませんが、多数のムンバが【ラグナ】を認識(情報共有)し、彼を慕っていることは作中で存分に分かります。「ガルバディアD地区収容所」で1体のムンバが「ラグナ」と発しただけで全体にその言葉(情報)が広がっています。

「ガルバディアD地区収容所」にて、②:拷問を受けたスコールの”血”が、ムンバの中にあるラグナ(の血)と変換されたことで、あの場にいるムンバたちが沸いていた=「とすると血で紐づく2人の関係は何?」という解釈です。

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③:エルオーネの目的

3つ目はそもそもの話になるのですが、スコール(が主人公)の物語において断片的にラグナの人生を見ていたのは、エルオーネの能力によるものです。

そして彼女が能力を使っていたのは「今がシアワセじゃない…”過去を変える”ため、”変えたい過去”があるため。」です。

そんなエルオーネが変えたいと願っている過去は、「レインの最期にレインのもとにラグナが居るようにしたかった」から。

レインの最期についてエルオーネは「レインは生まれたばかりの赤ちゃんをラグナに見せたがっていた……」と語っています。

ラグナとレインの間に子供が生まれていたこともそうですが、(メタ的ですが)エルオーネが「過去を変えようとした」という「FF8」のストーリーに大きな影響を与える要因の根底にある、2人の間の”子供”とは…「だれだ?」「そこが明かされないことはないでしょ?」「よっぽどの人でしょ?」ということになりませんか?というこじつけ理論です(笑)

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④:スコールのカード

最後はおまけ程度に…飛空艇ラグナロク(またはエスタ大統領官邸)にて、ラグナとカード勝負を行うと”ラグナがスコールのカードを所持している”ことが分かります。

ちなみにリノアのカードを持っているのはカーウェイ大佐(リノアパパ)、ゼルのカードを持っているのはゼルのお母さん(ディンお母さん)と、作中で親子関係が分かっている人物は所持がリンクしています。これは示唆程度の推測が出来る点ではないかと思っています。

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