【FF7おさらい】オリジナル版のティファを語りたい!/ティファの名場面?とリメイク版への願望

【FF7おさらい】オリジナル版のティファを語りたい!/ティファの名場面?とリメイク版への願望

目次

ネガティブモンスター化

クラウドが闇落ち離脱し、そこから急激にネガティブモンスターと化してしまうティファ。

弱気発言を連発する彼女に対して「あれ?ティファってこんな感じだったっけ?」という驚きと違和感が生まれるのですが、同時にいかにクラウドが彼女にとって大事な存在であったか(なっていたのか)を感じさせる場面でもあります。

リメイク版ではこのティファのうじうじ感が唐突にならないように(なのか?)、既に地下水道でネガティブ思考な性格の片鱗が見えましたね。

このシーンの見え方、捉え方は筆者が知る限り真っ二つになる印象で、ティファがここまでどれだけ張り詰めていたか(無理を演じていたか)というのが分かった時に、「あぁティファも頑張ってたんだよね…。苦しんでたんだよね…。」と同情や慈愛を感じるか、「いや、もっとやれることあったじゃん…。真実(ティファが知ってること)言えば良かったじゃん…。」と不満や憤りを感じるか、人によって、受け取り方によって、彼女への感情やイメージが正反対になる印象です。

そしてそのどちらも”受け取り方や言い分としては間違ってはいないな”とは思えます。

だからこそ、1人の「FF7」のファンとして声を大にして言っておきたい。

「リメイク版ではこの場面までの展開(表現)をもうちょっとなんとかして欲しい!」

「主にティファの葛藤や困惑を描いて欲しい!」

凄く漠然とした無責任な発言ですが…お話の都合上、山場以外で”真相”に触れる、近づくことが出来ないのは理解していても、ここに至るまでに「(ティファが)もうちょっとなんとか出来たのでは?」(例えばアンダージュノンで質問された時とか、ニブルヘイムの幻覚をセフィロスに見せられた時とか)とそんな感情を抱いてしまう人が少なからずいると思うんです。

全ての矛先をティファに向けるのは完全に間違っているのですが、オリジナル版「FF7」での表現ではどうしてもそう見えがちな部分が多いなと…。

いい歳した筆者は「ここで全部言っちゃったら話がめちゃくちゃになってしまうよね?」「今ここで(真相)触れられるわけないじゃん?」「話まとまらなくなるよね?」と、メタ的な言い分でここを片づけちゃいますし、正直「だれかのせいにする」っていうのが世のルールみたいなところってあるよね~と傍観しているところもあったりしますが…(笑)

ティファの言い分「(クラウドが)いなくなってしまいそうで言えなかった」というのは分かります。

ティファだってクラウドが意味がわからないことを言っていて混乱していたのも物凄く理解できます。そして(言わない/言えないからこそ)後の大回収展開に繋がるわけで、ここで抱くモヤッとを帳消しにする倍返し(どころじゃない)の活躍をティファは見せるので、うじうじされようとも、モヤッとしようとも《必要な展開》だと(筆者は)分かってはいます。

ただただ、これだけの要素が揃っているからこそ!そして素晴らしい回収劇が待っているからこそ!万人が納得のいくように(セリフや展開で)スマートに描いて欲しい!というわがままな願いがあるわけです。

少なくとも特大ブーメランに映るし、誰も得しないので、レッドXIIIに「うじうじすんな」と言うシーンは何が何でもなんとかしていただきたい。

ここまで書くのはティファが大好きなキャラだからです。好きだからこそ上げ足取られたり、ケチがつくような表現は極力なくして欲しいという願望です

クラウドとの再会

「FF7」の物語の山場、全てが繋がるふたりが(本当の意味で)再会を果たすトリハダ展開。

(本物の)クラウドを見つけるためにティファとクラウドが記憶を紡いでいくシーン。

この一連の流れはここまでの物語を味わってこそ、映像で見てこそだと思うので多くを語るべきではないでしょう。

魔晄漬けに耐えたティファ、ソルジャーの素質あるのでは?(笑)

クラウドの根幹にあるのは「ティファへの想い」だった。という真実が数々の描写と演出によって味わえる怒涛の展開です。

クラウドの正体が明かされた時の衝撃と「点が線になっていく」演出はとにかく素晴らしく、そこにティファがいるということも彼女の存在意義を強固なものにしています。

ポリゴンですら味わった感動がリメイク版でどんな風に表現されるのか楽しみで仕方ない場面です。

クラウドが抱いていた想いの全てを知り、ライフストリームから帰還したときのティファのセリフにグッとくるものがあります。是非物語を味わってご確認を。

最終決戦前夜

セフィロスとの最終決戦前夜に「大切な人と会うこと」「戦う理由を確認すること」を目的にメンバーを一度解散させたクラウド。 ティファは「ひとりだから、どこにも行くところがない」と…それはクラウドも同じで2人で飛空艇ハイウィンドに残ります。

解散させる際にクラウドは自分が戦う目的をみんなに話していますが、ティファの戦う理由はここで生まれます(もう生まれていたことを再確認)。

《ティファの運命はクラウドと共にあること(それだけしかないということ)》を念押しされるシーンですね。

その後の展開は好感度次第、伝説の名言はご自身の目でご確認を…。

好感度の高いセリフは奥手女子にしてはかなり気合入っていますが、逆に好感度が低いセリフだと《世界が終わるかもしれない最終決戦の緊迫感》や、《彼女が戦う理由》が薄っぺらなものになってしまいます。ただ成り行きで帰る場所がないからここまでついてきた、結果的に世界を背負う決戦に巻き込まれてるみたいに映ってしまうんですよね…。

なにより好感度が低いとクラウドの応対がここまでの必須イベントや会話とすなわち本編との温度差を感じます。お前ティファのこと好きちゃうんか?と。

ミディールで(ティファと共に)クラウドが自分を取り戻す展開、クラウドの根底にあるティファへの想いを重視しそれらが変えようのない物語(設定)であるとするならばこのシーンは好感度は関係ない一本道にして欲しい箇所です。

そして、セフィロスとの最終決戦へと…。

カップリングがどうとか、推しがどうとかではなく、”物語の深み”として(この場面は)プレイヤーに選ばせる展開はやめて欲しい(違うと思う)という意見です。

まとめ

以上、オリジナル版「FF7」での「ティファといえば?」というシーンとともに印象的なポイントをおさらいをしてみました!

書き始める前はセリフもピックアップする勢いだったのですが、シーンを上げただけで(いつも通り)文字数が凄いことになってしまったので…またの機会に取っておきます。

それにしてもいざ振り返って書き出してみると、自分のリメイクへの願望が思っている以上に熱いということに気づきましたね。早く続編の情報欲しいなー。

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