クローン
今回(300回目/最後)のループ
世界(仮想空間)の【リセット】により、新しい世界が構築…最後(300回目)のループ。
・2089年(「セクター1」/1年目)
…最後のループが始まった時点で存在している和泉十郎(と呼ばれる人物)は2人(A/C)。
A:和泉十郎(2周前)/426
…ユニバーサルコントロールの住人となった2周前の和泉十郎(データ/AI)…32歳
C:和泉十郎(=のちの鞍部十郎)
…「適合者」として生まれた今周の和泉十郎(クローン)…0歳
A:和泉十郎(2周前)/426
和泉(2周前)は、前周の終盤で「セクター0」に自身のデータを上書きしており、保存した32歳から最後のループが始まっています。
彼だけが2周分(0歳-16歳、16歳-32歳)の記憶を持っており、年月の経過と怪獣侵略における継続した調査(記憶)によって『箱舟計画』や、のちに語られる彼の最終目的からしても、この世界のシステム面の把握が一番出来ている人物であると言えます。
・2097年(「セクター1」/9年目/40歳…32歳+9年目)
…森村(2周前/24歳…16歳+9年目)と対峙し彼女に抹消される。
前周の記憶を失い、再び16歳から始まった森村(2周前)は、井田(1周前)からの情報で過去を補完する中で、井田以外にも(井田より前に)「セクター0」に転送されたはずの1周前の4人(如月、三浦、比治山、玉緒)が、和泉(2周前)によって抹消された(和泉が破壊工作を行っている)と聞き、それを信じてしまいます。
しかし深堀りするとこれは井田の”嘘(虚言)”であり、和泉(2周前)は4人を手にかけていません(もちろんイベントもありません)。
真相は4人が「セクター0」へ転移中に怪獣の攻撃起因の爆発事故に遭ってしまったこと。
それによりデータが不完全なバックアップとなって、今回のループに転送(復元)されていない状態になっていること(データはある)。
井田は4人の姿がない原因が和泉(2周前)にあると思い込んだか、恨んで擦り付けたといったあたりでしょう(前周で和泉に抹消されかけているので井田の言い分も理解は出来ますが…)。
前周の記憶を持つ和泉(2周前)は森村(2周前)の記憶を埋めようと、彼だけが覚えている前周(16歳~32歳)の自身と森村(2周前)の関係を伝えるものの、彼女はは聞く耳を持たず…。そして和泉(2周前)はここまで共に歩んだはずの森村(2周前)によって抹消され、姿がなくなってしまいます。
しかし彼は以後も、システム面の知識、狡猾さ、執念、一途な愛、運も含め持ち合わせた全てを駆使し、違った形で「適合者」たちの前に現れることになります。
★その後の和泉(2周前)/426の行動については複雑なため、別途まとめました(↓)
C:和泉十郎(=のちの鞍部十郎)
今周(300回目のループ)の和泉十郎(のちの鞍部十郎)。
★彼の行動はイベントアーカイブで時系列で追うことは出来ますが、複雑&長くなるためまた別途まとめます。
これにより…
最後(300回目)のループの最終戦(17年目)の時点で「和泉十郎」に関連する人物は2人存在している(いた)ことになります。
A:和泉(2周前)/426
…36歳(16年(2周前)+16年(1周前)+4年(今周)/36年間の記憶)
C:和泉(今周)/鞍部十郎
…16歳(2089年生まれ/一部欠落した16年間の記憶)
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