『428~封鎖された渋谷で~(以下:428)』に登場する『街~運命の交差点~(以下:街)』ネタを筆者が見つけたものに限りますが紹介していきます(この記事はPart.03です)。
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『428』に登場する『街』ネタ(小ネタ集)
女(大)相撲
『428』御法川実編かつ、バッドエンドでのみ登場するシーンより。
取材先に向かう途中で見かけた女性を追いかけた御法川が辿り着いたのは雑居ビルで行われていた「女相撲2」の主役女優オーディション会場。
『街』にてオカヤマビルで行われていた「女大相撲」のオーディションを彷彿とさせ、(”大”相撲ではありませんが)テレビ太陽であることからも、おそらくあれから10年を経て続編である「2」が制作されることになった様子。
特に「”大”女優」という女優の新しいカテゴリというのは共通の表現です。
細井美子が主役に抜擢されてしまうのはバッドエンドなので回避しているはずですが、テレビ太陽の木嵐袋郎プロデューサーが発掘した女優によってドラマが制作されたのでしょう。
そんな木嵐プロデューサーは『428』では登場しませんが彼の名台詞「これだ!」が御法川の口から発され、案の定コケるというオチを味わうことが出来ます(笑)
裏路地(地下道)の伝説
『428』遠藤亜智編より、謎の少女と込み入った話をするために訪れた人気(ひとけ)のない「裏路地(地下道)」にて。
ここに人の気配がないのはKOKのメンバーすらやってこないからで、その理由はTIPにて明かされています。
かいつまむと…”10年ほど前”、”チーマー7人を男が一瞬で叩きのめした”、”外国人部隊の兵士(の可能性)”、これらが色褪せずに語り継がれているそうな。
そんなこの情報(3つ)で『街』の登場人物に導かれることでしょう。
今回調べてみたところ、”チーマー7人”を倒したのは、高峰隆士編のバッドエンドの出来事のような気がしています。井端と酒を交わした際にバーでジャズのレコードをリクエストしてしまうと導かれる、裏路地(地下道)での暴走が一番しっくりくるような…。
しかし、バットエンドである=回避すべきと考えれば、最終日に1日目のチンピラたちがリベンジにやってきて戦ったのも、裏路地で7人。何よりこちらはストーリーに組み込まれたものなのでこっちのことかも?しれません(こちらは最後に隆士は逃げますが)。いずれにしても、隆クン裏路地で暴れすぎ(笑)
キャベツ教
『428』で遠藤亜智のTシャツに描かれたキャラクターで、途中からエピソードとなるペットボトルの姿をしたエコ吉。
隠しシナリオの主人公であるエコ吉は英雄と崇められているのですが、その理由…過去の功績として語られているエピソードに絡んでいるのが『街』でも猛威を振るっていた「キャベツ教」だと思われます。
”10年ほど前”、”野菜を持って布教活動”、”宗教団体”、以上のキーワードで間違いないでしょう。
信者が暴走し、渋谷の街中に野菜をばら撒くという暴挙もまた「キャベツ教」らしいというか…(笑)
エコ吉は信者を懲らしめ、ゴミを捨てるという活動を8年かけて行ったとされ、『428』よりも遥か昔に「キャベツ教」はおかしくなってしまった=もう存在していないので『428』に登場しないということかと思います。
緑山学院大学
こちらはもう紹介するまでもない頻出ワード。
『街』では「緑山学院高校」が多く登場していましたが、『428』では「緑山学院大学」に関与するキャラクター(主に在校生)が随所に登場します。
「緑山学院」はもちろん架空ですが、「青山学院」をもじっているのだと思います。
主な生徒
『街』
・篠田正志(4年生/10年前)
『428』
・大沢ひとみ
・大沢マリア
・柿沼涼子(法学部2年生)…ロートレックのアルバイト
・マー君(1年生)…どうげん庵の出前配達アルバイト
その他の小ネタ
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