これから「セカンドノベル~彼女の夏、15分の記憶~」をプレイするあなたへ。

ここに辿り着いた方は「セカンドノベル~彼女の夏、15分の記憶~」をプレイしてみようかな?と思っている人ではないでしょうか?

まず本作を(不特定多数の)人に勧めるか?と問われたら、答えは「NO」です。

それは「人を選ぶ」そして「評価は真っ二つ(主にEDで)」であるという先人たちの助言のとおりだから。個人的には「見つけてほしい」というスタンスです。

そんなあなたはこの作品を見つけ出し、評価も知って、理解していらっしゃることでしょう。ぜひ「セカンドノベル~彼女の夏、15分の記憶~」を楽しんでください。

この記事では本作をクリアした筆者が「プレイ前に知っておくといいかも!」というポイントをまとめています。ストーリーのネタバレはありませんので安心して読んでください。

プレイ前に何一つ情報を仕入れたくない!助言なんていらない!という方には必要のない内容となっています。
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プレイ前に伝えておきたいこと

機器

残念ながら知名度は高くない本作。

PSPのソフトとして発売されたのち、移植はされておらず現在遊ぶには①PSP+ディスク②Vita+ダウンロードのどちらかしかありません。

筆者は中古ショップでディスクを購入しました。

どちらも現在主流の機器ではなくなってしまっているため(後継機/互換機がないため)思い立ったが吉日、できるだけ早くプレイしておくことをおすすめします。

ちなみに2021年現在ソフトは高騰していません。

プレイ環境

本作の音量(特にキャラクターボイス)はかなり小さく感じ、PSP本体の最大音量でもやや物足りない、聞き取りづらかったです。

筆者は基本的に文章(文字)で物語を追っていたため不満というほどではなかったのですが、のちに一部<仕掛け>として、表示されている文字(セリフ)と音声(心の声)が違うことに気づいたことで、音声の小ささ=調整不足?/意図的?がやや気になりました。

主人公の声はON/OFF可能です(考察するならONがオススメ)

考察も楽しみたい!隅から隅まで聞き逃せない!と思っている人は静かな空間やヘッドフォンでのプレイがおすすめです。

攻略情報は見てOK!というか見て!

作中では物語進行においてゲームオーバーに一度行きついたのちに、新たなルートを探るトライアンドエラーを大前提にしているような印象があるのですが、この要素(手順)は足手まとい…は言い過ぎですが、物語を分かりづらいものしてしまっているように感じました。

ただでさえ空想(物語)と現実世界の行き来に混乱するところにおいて、同じ場面の新たな展開を探る=失敗(IF)ルートを繰り返し見ることによって物語への理解は深まるどころか、大混乱の危険性が高め。

ここは個人的な感想ですが、混乱して訳がわからなくなるくらいなら攻略情報(進行するうえで正しい選択肢)を見てしまったほうがスッキリと楽しめるなと思いました。

なにより攻略情報を見たところで、物語の「全貌をネタバレされた…」「知ってしまった…」と思うような単純なお話(トリック)でもないので、進行をスムーズにする、考察を楽しむためにも攻略情報を見ることを推奨します。

あと(なにがなんでも)自力で!という信念的な心持で攻略情報を見ない場合において、その達成感は低いと言っておきます(言いましたからね!)。不満点で書いたカードの件を含め、紐解いた(攻略した)という感覚が薄いんですよね。

もちろんこれを好んで考察の沼にハマるもよしではありますが…。

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時間を空けずにプレイ

これについてはどんな作品にも言えることではありますが、本作はかつてないほどに「時間を空けたらダメだ…やり直しだ…」と思いました。

まずプレイ中、常に物事を整理していく/アンテナを張っていく中において、情報量が多いゆえに単純に得た情報、詰め込んだ物語が時間経過で抜け落ちてしまう。というのが一つ。

そして、ゲーム内において”ここまで進んだ!”という目印になるものがなく、こちらも時間経過でどこまで進んだのかがわからなくなる。というのがもう一つです。

時には一通り作った物語を見直す/巻き戻すことで新たな展開をこじ開けていったりもするので、前回の状態=(攻略における)最新位置とは言えません。

作中における1日が終わった際に「明日は○○(のエピソード/めっちゃ途中)から始めてみよう!」といった発言はあるのですが、ここでプレイ的にキリが良いからと一度終わらせてしまう/時間が空くと、次にゲームを起動した際にどこから始めていいか(どこを指定されていたか)わからなくなる可能性大です。ピンみたいな目印はありませんし、サポートしてくれるような機能もないという手詰まり感。

筆者のようにただただ苦痛と後悔を味わうことのないよう、プレイの間隔を空けないこともそうですが、終わる際には次回始めるところ/今の地点をメモすることをお忘れなく。

考察したいあなたへ

本作に興味を持った方の中には”考察要素”を魅力に感じている人も多いのではないでしょうか?

それについては間違いなく楽しめる作品なのですが、逆に恐るべき量(多さ)でもあるといえます。やったらわかるは乱暴ですが、登場人物のセリフ一つとっても注視しなくてはいけない細かさ=莫大な量なんです。

そしてこの量/細かさこそが注意点でもあって、物語は分岐(枝分かれ)を繰り返しており、行ったり来たり、はたまた新たなルートを生み出して真相を探っていく中で、ゲーム内では各シーンやイベントがツリー状に残っていくわけではなく、どんどん上書きされていってしまいます。

それによって各シーン(イベント)における最後の更新情報(最後に見た/選んだ選択肢)しか残っていないため、考察目的であとから個別に見直すといった再確認/再現が(意図的に)できないようになっています。これはクリア後ですら無理です。

すなわち、とんでもなく整理を必要とする場面が多い中で、その再確認はさせてくれないという…不親切というか意地悪というか。

120パーセント考察を楽しみたいのであれば、都度メモを取って対処するなり、環境があるのなら録画するなどプレイヤー側で意識的な”記録”が必要です。

クリアまで筆者は約17時間。これは周回を行う上ではまだ容易なボリュームだとは思いますが…正直2周したからといって考察に納得がいくとは思えないです(3周、4周も当然と思えるレベル)。

序盤の低空飛行は我慢

最後に…個人的に声を大にして言っておきたいことです。

本作はややとっつきづらいゲームシステムによって攻略の流れを理解するまでは説明まみれ、文章だらけ。かつストーリーにおいても中盤までぼんやりな印象で中々掴めないといった低空飛行状態が続きます。

個人的にシステム部分は最後までささりはしませんでしたが、物語のスイッチが入ってからは気になる!先に進みたい!の気持ちは燃え上がり、その頃にはシステムも受け入れられています。

序盤にビビっと来なくても、むしろその感覚が普通だと思ってください!つまんないかも…と思っても耐えてください!経験者としてはそれしか言えないし、掴めずに辞めてしまうのは本当にもったいないので!

物語を見届けた先で待ってます!ぜひお楽しみください!

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