【データで見る】「FF7R」の考察記事で弱小サイトがGoogle砲を授かった記録(はてなブログ)

【データで見る】「FF7R」の考察記事で弱小サイトがGoogle砲を授かった記録(はてなブログ)

ずーっと書こう書こうと思いつつも『FF7R』の記事を書くことを優先させ、だらだら寝かせ続け、気づけば2ヶ月も前のことになってしまっていました…。

今更ですが…2ヶ月前に俗に言う「Google砲」を当サイトが授かりました!!!

とっくの昔に熱も冷めきった、味のしないガム状態ではありますが、とにかく事象として(せっかくグラフなんかも作ったので)記録を残しておきたいと思います。

目次

恩恵を受けた記事

先日世界累計出荷・DL版販売本数が500万本を突破した、神ゲー「FINAL FANTASY VII REMAKE」。

23年の時を経て降臨したリメイク版をプレイした際に、オリジナル版(原作)から表現が変わったシーン(展開)があり、そこが自分的に好きだったため、比較してまとめた記事が今回恩恵を受けました。

★恩恵を受けた『FF7R』の考察記事

★『FF7R』の感想&レビュー記事

そもそも「Google砲」とは…?

「Google砲」とは…スマホ版(アプリ版)のGoogleのトップページ(検索画面)に表示されるおすすめ記事(Discover)に一定期間掲載されること。

それにより短期間ではあるものの爆発的なアクセス数の増加が起こるありがたい事象のことです。

ユーザーの検索ワードや閲覧履歴から選び抜かれた記事が掲載されるため、何気なく開いたトップページに「なんで私のツボを押さえてるの!?」と恐怖すら覚える(笑)、興味を惹くニュースやブログ記事が出現し、みなさんも無意識にスクロールしたり、記事に誘導されたことがあるのではないでしょうか?

必要としている(興味を持っているであろう)人のトップページに”あなたへの”おすすめとして表示されるため、必然的にアクセスも見込める(読んでほしい人の元へと届く)というWin-Winな関係。今回の1件でいうと、「FF7/FF7R」関連の検索を行ったり、ニュースなどをよく読まれていた方のトップページに筆者の書いた記事が出現していたと思われます。

「Google砲」と分かる理由

アクセス数の激増で、人目に付きやすい何らかのサイトに掲載されたことが分かります。

その中で「Google砲」はブログの管理画面内のアクセス元欄に「googleapis.com」と表示されます。この「googleapis.com」からの尋常じゃないほどのアクセス=Discoverからのアクセス=おすすめ記事に載っているよ!ということです。

他にも掲載による一時的なアクセス数の爆発的アップで、スマートニュースに載る「スマニュー砲」、はてなブックマークで注目される「はてブ砲」などもあります。

もちろんブロガーがそう呼んでいるだけです。

当ブログの記録

アクセス推移

はてなブログのアクセス数値のログを(一応)取っていたので、グラフを作ってみました。

記事ではなくブログサイト自体へのアクセス数ですが、当時サイトに5記事しかなかったことを考えると、ほぼ全て「Google砲」による該当記事へのアクセス数といっても過言ではありません。

まず記事をアップしたのが、6/30(火)20:10ごろ。

「Google砲」に気づいたのは翌日のお昼だったため、正確な掲載期間(何時始まったか)は分かりませんが、日に50アクセス程度だった弱小サイトが1時間でその数値をゆうに超えているところを見ると、アップ後まもなくおすすめ記事に掲載されていたのではないかと推測されます。

最大時は1時間で800件近いアクセス(7/1(水)20:00)があり、「Google砲」を受けていたと推測される期間中(2日間)で、のべ13,000件ものアクセスになりました。

利益を生み出しているようなサイト経営者の方から見ると、(所詮)日常的なアクセス数なのでしょうが、ゲームというジャンル、さらには「FF7」というタイトルまで絞り込まれた限定的なコンテンツの、極めて個人的趣味嗜好さらけ出し記事が選ばれたこと、これだけのアクセス数があったという点で「Google砲」の偉大さや影響力を感じた次第です。

期間

恩恵を受けていたのはおよそ2日間(約50時間)ほど。

「Google砲」の期間(掲載期間)の目安は巷では30分~48時間と言われているそうで(ニュース記事扱いなので日々入れ替わる)、その点を考慮すると最大限の恩恵を受けることが出来たのではないかなと思います。

結果的に2日間とはいえ(2日で)100アクセス目安のサイトに13,000アクセス、およそ130倍のアクセスがあったわけですから…。

「Google砲」の要因を色々と考えてみた

筆者は「Google砲狙うぞ!」と記事を書いたわけではないので、逆説になるのですが…「Google砲を狙うならこれ!」とレクチャーしてある情報サイトから、それらしい?項目をいくつか抜き出してみました。

短期間に大量の流入を発生

間違いなくこれは当てはまっている項目です。

実は他の項目はどれも決め手に欠けるというか、「確かに!」感がないので、もしかしたらこれだけで「Google砲」を起こしたのかもしれませんし(そんなことはないとおもいますが…)、これだけは唯一自信を持って要因だ!と言えます。

はてなブログには(他のブログサービスもそうですが)記事公開時にTwitterとの連動が可能で、記事を更新した際は同時にTwitterユーザーにもお知らせをします。

当該記事は連動の際に、記事内に登場するゲームのキャラクターであるクラウドとティファ、そしてそのカップリングを形容する「#クラティ」というタグをつけました。カップリングのあーだこーだや、界隈の事情をまったく深く考えず、どこをどう読んでも「クラウドとティファについてのこと」、「ふたりの関係性を連想させる内容」のため、分かりやすいかなーと安易な理由でそのタグを使いました。

そしてこのタグのおかげ?でゲームやクラウドとティファのカップリングが好きなファンの方々の目にとまり、筆者の熱量(執念)が通じたのか(笑)、ありがたいことに記事に対して嬉しい感想や反応をたくさん頂けました。

早々にリツイートもたくさんしていただいて、ゴールデンタイム(夜ゆっくりネットを見る時間)とも繋がって、それが結果的に「短期間の大量の流入」を生んだのだと思います。

全て予想の話ですが体感としてこれが一番納得がいく動きでした。

コンテンツの話題性

これはピンとこず。

4/10に発売されたゲームについて、約3か月後にねっとり書いてるわけですからね(笑)発売から3ヶ月はさすがに旬を過ぎている感覚ではありますが、Twitterでの作品に対する盛り上がりを見てると(発売から5ヶ月経った今も中々のもの)熱量は持続されていたのかも?(話題性はあったのかも?)とも思います。

とはいえ発売直後(せめてGWまで)に記事が書けてたらもっとなぁ…。なんて(笑)

Google(ユーザー)に評価されること

「Google砲」はGoogleがユーザーに「こういうの好きでしょ?どう?」と記事をおすすめし、「良かった!ありがとう!」を生むためのGoogleのサービスでもあるわけですから、発信元(記事作成者)はまずGoogleに「これいいじゃん!載せちゃえ!」と好かれることが大事なわけです。

この、好かれるの定義も開示された情報がある訳ではないので結局予想の範疇を超えないのですが、基本的にはネットを使うユーザーが安心・安全・快適にサイトを閲覧出来る、ユーザビリティが(最低限)あって、禁止テーマやワードを記事内に盛り込んでいないかなど、Googleが提言しているルールに基づいているか(違反していないか)だと思います。

この辺、筆者自身は普段あまり意識したことはないのですが、「Google砲」を受けた=条件を満たしていると考えてもいいのかもしれません。

サイトの専門性

筆者の作品(FF7)への追求を専門的と呼ぶのであれば(笑)、要件かもしれません。

文字数(SEO対策)

当該記事はリンクなども込みで約7,000字。

これは記事を書いている方からすると多い方に分類されると思います。そしてGoogleからの信頼性(検索上位)に反映されやすいのは文字数が多いか少ないかでいったら”多い方”だと言われています。

これについてはある意味当然と言えば当然で、文字が多い=ワードがたくさん=(必要とされる)情報が盛り込まれている”はず”という点であり、中身がどうとかではなく極論長ければ良い。という話になってしまうのかもしれません(この辺の細かいことまでは明確な答えは出ていません)。

「Google砲」と「文字数」の関連性はサイトによって二分されていましたが、「文字数」=「SEO対策」は基本の考え方で合っているようです。

世間一般的には短い文章でいかに分かりやすくまとめることができるかが良しとされていますが、Google先生の評価はコンピューターがやる以上必然的にそうなりますよねって話。

リアルな仕事では上司に「(文章を)削れ。もっと端的に。」と日々指摘とやり直しを食らっているわたくしですが、脱線と(無駄な)量増しが得意なので(笑)、対コンピューターとは上手くやっていけそうです。ただこのクセが仕事に出ちゃうからやっぱり良くないよなぁと思います…。いつも話が長くてすいません (さすが文系でしょ?)。

ちなみに筆者のサイトで(現時点で)文字数が多いのは10,000字越えのこの記事。

安定して閲覧が人気上位にいるこの記事も10,000字を超えています(この記事に関してはSEOも激強)。

最後に

発生の要因については私にも分からないことだらけで、憶測での感覚的記載になってしまっていますが、経緯としては(記事更新時間や行動など)細かく記載したつもりです。

「Google砲」を受けての感想としては、事象自体はあっという間の出来事で気づけば始まり、終わってたという感じ。しかし自分が書いた記事に反応があることの喜びや、それによりモチベーションがアップし、とても嬉しい出来事でした(Twitterのフォロワー数がめちゃくちゃ増えて、知り合いが出来た錯覚(笑))。

他にもトレンドや話題性など”狙った”わけではなく、好きなことを好きなように書いて注目されたのが凄くうれしかったですね。ブログやっててよかった~と心底思いました。偶然の産物とはいえとてもいい経験になりました。

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