体験版の時点で期待をしていた「Tales of ARISE(テイルズ オブ アライズ )」をクリアしました!
発売からかなり早いスピードで完走しましたが、それだけ面白かった、中毒性があった、先が気になってのめり込んだ作品でした。
Tales of ARISE(テイルズ オブ アライズ )とは…?
概要は体験版の感想で書いた部分と重複するため割愛します(体験版の感想はこちら↓)
プレイ記録
・プレイ機 :PS4版
・プレイ時間:約47時間
・難易度 :ストーリー(イージー)
・レベル :60(アルフェン)
・クエスト :すべて完了
・トロフィー:75%
筆者は最終バトルの前に解放されているクエストをすべて終え(ダンジョン探索…フクロウ探しも完了)、魚図鑑も埋めて約47時間でクリア。
ストーリーだけを追えば(クエスト無視なら)もう少し早くクリアできると思いますが、クエストをこなしてレベル上げやスキルを取得していないと終盤のバトル(ダンジョン攻略の連戦など)がキツイかと思います。
総評
筆者はガッツリテイルズ(シリーズ)をやるのが(調べたところ)6年半ぶり、かの有名な「ゼスティリア」に失望し速攻で辞めたのが最後でした。
なので、近年のテイルズ感(ぽさ)はあまり分かってはおらず(認識しておらず)、ほぼシリーズ初見的な感想になると思います(記憶にある中で好きなのは「グレイセス(エフ)」)。
まず個人的な総評を簡潔にまとめておきます。
システム面は(1点を除いて)高評価、おまけ要素も充実していて満足度は高い。ストーリーは部分的に思うところがあった。という後味です。
ストーリーについてはネタバレしかないので別途紹介します(賞賛と愚痴が入り混じっています)。
★ネタバレありのストーリーの感想はこちら(↓)
テイルズ初心者
まずはじめに、テイルズ(シリーズ)初心者の方が本作からプレイするのは何ら問題ありません。
ナンバリング(ブランド)的な繋がりは本作にはありませんし、「テイルズだから」ととっつきにくい要素も特になかったです。全体として王道的なRPG、特にJRPG感を存分に味わえるシンプルさです。
システム面
マップ
まず探索におけるマップは親切丁寧な印象。
エリア内のアイコン表記は分かりやすく、ストーリーの起点になるポイント、敵(強敵)の位置、野営地、クエスト受注(指定)場所などは初めから表示されおり、広いマップでも迷子になることはありません。
さらに収集物である素材や鉱石の位置についても1度訪れると記録されるのと、時間経過による再収集が可能な点において、収集済み(グレー)⇒再収集可能(青)と色の変化で一目で判別が可能です。これにより再訪や収集におけるストレスが軽減されていました。
ファストトラベル
さらに訪問済みのエリア(町、スポット、ダンジョン)に一瞬で飛べるファストトラベル(ショートカット)機能が便利で、広いエリア(ダンジョン)においては複数スポット準備されている場合もあり移動(再訪)によるストレスはありません(ロードも許容範囲速度)。
各場所がリスト化されており、クエストが発生している情報アイコンやファストトラベルポイントがどこにあるか(ピン表記)、マップ同士の繋がりも分かりやすく(見やすく)管理されています。
便利だからこそ一部意図的にその機能を置かない場所(デル=ウァリス城、ゲラム=ヘルガラヒなど)が逆に気になりもしますが、基本的には親切設計です。
セーブスロット数
セーブスロットは”14個”と多い方ではありませんがオートセーブもあるので頻繁にセーブを行うことがなかったです=不足は感じませんでした。
やり込み(図鑑)要素
料理
野営の度に可能な料理ではレシピを使い時間限定で様々な能力を付与することが出来ます。
レシピによって料理効果は異なり、調理者(調理メンバー選択)でさらに変動要素もあります。自分のタイミングで調理&次に行うこと(ダンジョン散策)によって作る料理を考えるなど工夫が可能です。
レシピの数は非常に多く(全貌は不明)、材料集め(採集、購入、牧場運営など)も含め、料理要素だけでも結構なボリュームがあり、レシピを集めるのも楽しかったです。
ミッション
ミッション(おつかい)要素は多すぎず少なすぎず、やや多めかなという印象。
内容に関してはバラエティに富んでおり、このミッション要素ひとつとっても”冒険を楽しむ”という工夫を随所に感じました。
全体的にミッションを含めての旅の経過や積み重ねを感じられることが多く、個人的には受注したクエストが(様々な要因で意図的に)いつまでも残りっぱなしにならない(なるものが少ない)のが、気を回す必要がなく好印象でした。
フクロウ探し
おまけ的な要素ではありますが、エリア(マップ)内におけるフクロウ探し(トロフィー実績要素)。
世界中にいるフクロウを見つけるというミッションで、パーティメンバーの1人であるリンウェルが飼っているフクロウのフルルがエリア内での隠れフクロウの存在有無を鳴いて教えてくれます。
ただマップ内にいることまで分かっても、結構しっかり潜ませてあったり(隠れていたり)と、マップを隅々まで見て回ること、その要素を楽しむことに一役買っています。
そしてフクロウを発見するごとに報酬として、キャラクターをオシャレに着飾ることが出来るアタッチメントが手に入ったり、累計成績で衣装(色違い衣装)を貰うことも出来たりと、ご褒美要素が高く燃えます。
何よりフルル(フクロウたち)がまぁカワイイ!
深堀りすることは特に何もないのですが(笑)、ここで伝えたいと思うくらいには(第一印象では何も思わなかったのが)プレイする中で動く姿にビビっと来ました!
釣り
こちらもおまけ的ミニゲーム要素の釣り(キサラピックアップ)。
釣り竿(難易度軽減)とルアー(釣れる魚)の種類が多数存在し、特にルアーは釣れる魚が変わる(ヌシを釣る際に重要)ので、この準備段階(アイテム取得段階)から収集要素を含んでいます。
釣りの作業自体においても、ボタン操作の多さや反応の速さが求められたり、テクニックの必要性もありしっかり作り込まれています(慣れる/コツをつかむまでは結構大変)。
これによって、一お遊び要素(ミニゲーム的)でありながらも魚の全種制覇はかなりの達成感です(すしざんまい!)。
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